T-BOXの生活

北海道函館市にあるレンタルスペース&ミニ四駆専用コース「GarageT-BOX」の公式ブログです

T-BOXのミニ四駆コースで速さを磨くこと

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8/9は夜からホビーショップイルカさんで開催されたミニ四駆サマートライアル戦に出場してきました。
結果だけ先に言えば、優勝という最良の結果を得ることができました。
日々T-BOXで技術を磨いた結果が出たと思えばうれしい限りです。

さてイベントに用意した車両は三種類。...
白いのがTZ-Xシャーシのビートマグナム。いつもプラローラー仕様で走らせている車両をオープンクラスのイベント用にベアリングローラー仕様に変更して持ってきました。
しかしながらこの車両。仕様変更途中にバンパーへのクラックを発見してしまい、不安を抱えた状態だったのです。
次にまぶしく反射する真ん中の車両。
一番のお気に入り、MAシャーシのマンタレイMK-2です。
時間も資金もつぎ込み、ミニ四駆復帰当初からの愛機で、昨年のミニ四駆ジャパンカップ東京大会1と北海道大会にも出場した車両です。
前日に速度調整のためにタイヤの外径を縮める改良を施しておきました。
グレーメタリックの車両はARシャーシのエアロマンタレイです。
小さめのタイヤで低重心。速度も十分で扱いやすい車両です。
もっとも立体コースにマッチした車両かもしれません。

さて、予選はタイムアタック3本でした。
予選は自信のあるMAマンタレイMK-2を使用しましたが、2連続でコースアウトとなってしまいました。
レースの仕組みも明確でなかったので、3本目は記録を残すことを最優先にして走らせ、中位から下位のタイムとなりました。

その後、決勝トーナメントの存在が明らかになり、マシンの変更を決意しました。

決勝トーナメントはARエアロマンタレイで挑むことにしました。
レースは1対1。
先にゴールしたほうが勝ち。コースアウトは失格です。
トーナメント表では3回勝てば決勝進出ということでしたが、とにかくコースアウトはしないように保険代わりのブレーキスポンジの追加だけ行いました。

結果からいえば、3回のレースでいずれも相手がコースアウトしたり、姿勢を乱して減速し、その隙に自分の車両が先行して完走するパターンでした。
決勝も同様に先行していた相手が2周目でコースアウト。自分の車両は危なげなく完走し、優勝することができました。

昨今さまざまなギミックがありますが、私が思うに、ミニ四駆でジャンプスポットのある立体コースを走る際は、減速をきっちり行いジャンプでの飛距離を短く抑えるセッティングと、着地のバウンドを制御するためのマスダンパーの位置および数量の選択。ジャンプへのアプローチ~ジャンプ中の姿勢が重要であると考えます。
いずれもギミックに頼ることなく対策は可能であります。
ブレーキについては効いてほしいセクションをよく観察すること、狙った効き具合を発揮するために必要な車両の状態を考えること。
マスダンパーについては着地時の振動の周波数とその変化を観察し、イメージすること。
姿勢についてはアプローチ時の車両前後のスキッドの状態を確かめることがヒントになると思います。
ギミックはこれらの狙いを効率よく実現しようとしたものですが、ギミックをつくることに一生懸命になり、大切な動作の確認を忘れているものもあります。

もちろん、このホビー、改造方法に正解はなく、それぞれの持論もあるでしょう。
私の考えを押し付けるつもりもありませんが、教えてくれと言われれば喜んでお伝えするでしょう。
ちょっとわかりにくいかもしれませんけどね。

気になる方がいたら、ぜひT-BOXへ来てください。
私はT-BOXで日々研鑽を重ねています。
どこに行ってもそれなり以上に走れる車両を目指しています。
T-BOXはそれを作ることができるコースだと思っています。
そして、それは8/9に一つ結果として残すことができたわけです。

皆さんも一緒にT-BOXで楽しく速さを磨きませんか?